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スポーツの秋を満喫する5つのUV太陽紫外線予防ポイント

突然ですが皆さん運動していますか? 心地良い風が吹き気温も快適な「スポーツの秋」。 生活習慣病の予防や改善 にもまずは軽くランニングあたりから始めてみるのも良いかもしれませんね 。さて、その際に特に女性の皆さんはUV太陽紫外線に対する憂鬱があると思います。日光を浴びることに対する恐怖心…うんうん、解りますよ。でも大丈夫!スポーツの秋を満喫する為に抑えておくべき5つのUV太陽紫外線予防ポイントをお教えします。 1) スポーツ用サンスクリーン お肌を守る一般的で最も効果的な方法はサンスクリーンの適切な利用です。サンスクリーンはその保護効果を最大限発揮するために 皮膚に沈み馴染むまでに約15分かかります 。 屋外スポーツを始める約15分前に、発汗しても落ちない混ざらない、身体の動きに捻じれない汗・水・皮脂に強い「スポーツ用の耐水性(ウォータープルーフ)」の利用 、 こまめな再塗布(40分または80分後 / 肌をタオルで拭った後) をお奨めします。そして、重要なスポットの塗り忘れがないように頭字語を略した BEENS [back of Knees(膝の裏), ears(耳), eye area(目の周り), neck(首), scalp(頭皮)]という単語を覚えておくと良いでしょう。 2)ラップアラウンドサングラス つい忘れがちですがお肌同等もしくはそれ以上に秋のスポーツではUV太陽紫外線から目を保護することが重要です。「コンクリート」・「芝生」・「砂」・「ビルディングなどの建造物」を反射・散乱するUV太陽紫外線の強さを甘くみてはいけません。ぜひ 100%遮蔽するラップアラウンドサングラスを油断なく着用 してください。その際、2009年にキム・カーダシアン(Kimberly "Kim" Kardashian West: アメリカのモデル・女優)を襲った悲劇を教訓に適切な サンスクリーン塗布を忘れない でくださいね! 図1) Kimberly "Kim" Kardashian West:「誰か助けて!超日焼けしちゃった!昨日大きなサングラスをしたまま日光浴で寝ちゃったの...。この日焼けは本当に最悪よ¹!」 3) 帽子 帽子を被ることは「日陰」を効率的に生み出すことを意味します。 熱中症予防、頭髪のUV...

過剰なUV太陽紫外線予防が危機的「ビタミンD」欠乏を招く

シミやシワなどの早期光老化や日焼けダメージが蓄積されて皮膚がん・白内障といった重大な病気を引き起こすUV太陽紫外線。しかし、一方で UV-Bに曝露することでヒトの身体は今、世界中で人類を救う救世主として活発に研究が進んでいる「日光ビタミン(日光ホルモン)」こと天然のビタミンDを合成します。 我々の以前の記事を読まれた方はこの「ビタミンD」が 健康な免疫システム構築と骨・筋肉強化 のみならず、 風邪やインフルエンザなどの感染症予防 、 アルツハイマー病のような痴呆症予防 への密接な関連性が医学エビデンス(科学的根拠)で証明された重要な栄養素であることをご存知でしょう。 この「ビタミンD」は、アメリカを中心に近年、カルシウム代謝以外の優れた働きにスポットが当てられ、 「人体のあらゆる機能を調節するホルモン」として遺伝子調整を担う万能栄養素として注目 されています。「 骨の病気 (くる病、骨軟化症、骨粗しょう症、頭蓋ろう、骨折など)」、「 感染症 」 、「 認知症 」 以外にも、「 がん (大腸がん、肺がん、乳がん、前立腺がんなど)」、「 動脈硬化性疾患 (心臓病、脳卒中など)」、「 高血圧 」、「 2型糖尿病 」、「 アレルギー疾患 (花粉症、アトピー性皮膚炎、遅延性フードアレルギーなど)」、「 自己免疫疾患 (関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患、1型糖尿病など)」、「 精神障害 (うつ病、季節症うつ、自閉症、統合失調症など)」等の疾患にビタミンD欠乏が何らかの形で関わっており、ビタミンD摂取充足で改善できる可能性が期待されています ¹ 。 大阪樟蔭女子大学 健康栄養学科の津川尚子教授、桒原晶子准教授らの研究チームが2017年7月12日に発表した内容によると、2016年5月から1年間に渡り20代の女性延べ101人について調査した結果、日焼け止めを週3回以上使うグループの血中ビタミンD濃度の平均は、通年で基準を下回る「欠乏状態」だったことが判明しました ² 。これは我々QSunチームが常に指摘している 現在の「日本人のイメージでの過剰なUV太陽紫外線予防の蔓延」 が大きく関係していると思われます。 QSun は、このUV太陽紫外線が持つ良い側面と悪い側面を個人個人のスキンフォトタイプにカスタマイズしてしっかり可視化コントロールすることを目標に誕生し...

秋:「光老化」に一番差が出るUV太陽紫外線曝露の季節

コオロギの鳴き声が秋を告げます。気候の暴走で今夏1.5ヵ月ほど秋がずれ込むぐらいの連日の猛暑を予測しておりましたが、特に東日本は夏らしい夏を実感する間も無く秋が到来して何だかモヤモヤしている方も多いかもしれません。昨今の異常気象は日本に起こる現象だけ捉えても予測が困難な複雑極まりない気候になっていることは間違いありません。 「地球というシステムの一環」として気候を捉える重要性が更に増してきた と言っても過言では無いでしょう。 さて、夏によく耳にした太陽光を表す表現に「日差しが強い・弱い」があります。一般的に日本人は太陽光がギラギラ照ってる時に「日差しが強い」、日射が少ない曇り空の時に「日差しが弱い」というような表現を用います。 日差しは陽射しとも記すように主に太陽光のギラギラ、つまり目に見えて眩しい光、約400〜800nm波長域である可視光(VIS)のこと を指しており、決して紫外線(UV)の強さを表現している訳ではありません。今夏、様々な年齢の方とお話させて頂く中で、日本人の大半の方の理解が「日差し(陽射し)が強い=紫外線が強い」と脳で勝手に変換している部分が、UV太陽紫外線の正しい理解を邪魔していることに私ははたと気づきました。もう一度、言います。日本人が言うところの日差しとは、大多数が目に見える可視光(VIS)のことを指して表現しており、決して紫外線(UV)の強弱を指している訳ではありません。まず最初に、秋のUV太陽紫外線を理解する上でこのことを正しく理解してください。 例えば、TVの天気予報でキャスターが「今日は秋晴れで日差しが強いでしょう」という表現を使ったとします。それは、可視光がたくさん地上に降り注いでいますよ!という事であり、「あっ、今日は確かに太陽が眩しくて良い天気だなぁ。でも紫外線は可視光とは全くの別物。実際の紫外線の強さはどうなんだろう?」と QSun 無料アプリを開いてチェックすべきなのです。日差しと紫外線を同列で考える稚拙な思考を日本人はそろそろ卒業すべき時です。 日本では、地上に届く太陽光は「可視光(VIS - 目に見える光)」が約52.0%、「赤外光(IR - 目に見えないが熱として感じる光)」が約42.0%、「紫外光(UV - 目に見えない光)」が約6%で組成されていると一般的に言われていま す¹。 しかし、実際は空気...

SPF101:SPFサンスクリーン剤の数値は何のことですか?

太陽にお肌を曝すことは、お肌がUV太陽紫外線曝露によるダメージを受けることを意味します。「日焼け」・「皮膚がん」・「早期光老化」は、誰もが体験したくないものです。UV太陽紫外線の過剰曝露による悪影響は世界中で警告されています。しかし、あなたはこれまでに日焼けや早期光老化を恐らく体験しているでしょう。あなたが一般的な生活を送ろうとすれば少なからずの太陽曝露は避けられません。ヒトが 太陽下で素敵な時間を楽しむことを制限されないためにサンスクリーン剤でUV太陽紫外線を防御することは非常に重要 です。 あなたはSPF数値がサンスクリーン剤の「効能」に関連しているであろうことは何となく理解しているでしょう。しかし、このSPF数値が実際に「何」を意味しているのかを正しく把握している方は美白美肌を大切にする日本の女性の皆さんでも実はほんのごく僅かしかいません。まずSPF(Sun Protection Factorの略)とは何か? それはUV-B(日焼け・皮膚損傷の犯人)に対する保護を提供するサンスクリーン剤を指します。そしてその数値はUV-Bをブロックする「防御力(ブロック力)」を示します。嘆かわしいことにこの数値を「時間」と勘違いしている女性の何と多いことでしょう。当然SPFの数値が高ければUV-Bブロック力も増加しますが、SPF30を境に30と30以上では余り大差ないことが判明しています。具体的には、 「SPF30」のサンスクリーン剤はUV-Bの96.7%をブロック し、 SPF50は98%¹をブロック します。例えばSPFが80であろうと100であろうと数値表記は「SPF50+」であり実際に提供されるUV-Bの追加ブロック力はSPF30と比較して僅かしか変わらないのです ² 。 図1) SPF数値と防御力(ブロック力) FDA(アメリカ食品医薬品局)によると、SPFはUV-Bによる日焼け(サンバーン)を指標としてどの程度のサンスクリーン効果を示すかの指標 と定義しています。つまりサンスクリーン塗布部位に、無塗布部位と同等の紅斑を生じる人工紫外線照射量(強度)のことを示しています。もっと解りやすく言うとSPF30とは、サンスクリーン剤を何も塗らない通常の無防備な状態でお肌がUV-B曝露によって生じる日焼け(紅斑)と同等の日焼け(紅斑)が、30倍強いUV-...

UV太陽紫外線:写真やカレンダーの色褪せへの関与は?

夏休みの自由研究で「紫外線の謎」に取り組んでいる全国の子ども研究者たちへ! 「教えて!goo ウォッチ紫外線の謎」 に寄せられた質問に対する回答で大幅に割愛された詳細部分を3回に分けて記事にします。ぜひ、研究の参考にしてくださいね! 《第3回》UV太陽紫外線が我々にもたらす悪影響のひとつに 「紫外線劣化」 が挙げられます。その名の通り、強い紫外線曝露およびダメージ蓄積により、様々な物質や材料が 「変色」「変形」「硬化」「割れ」「ベタつき」などの影響を受ける ことを指します。 身近で解りやすい事例を挙げると、太陽に長時間、衣類や布が晒されると太陽曝露した箇所だけが著しく「変色」してせっかくのお気に入りのシャツや布製のバックを台無しにして太陽を恨んだり、お気に入りの家具がいつの間にか「変形」して反り返ってしまい悔しい思いをしたり、ベランダの洗濯バサミが「バラバラひび割れ」して頭にきたっ!なんていう嫌な経験をされた方も多いことと思います。これらはUV太陽紫外線の仕業です。しかし、劣化の犯人は他にいる場合もあります。 「湿気」「酸化」「熱」「乾燥」「水・雨・風」「凍結」「汚染ガス」「経年」「低品質」「チリ・ホコリ」「カビ・虫」なども劣化の原因 になります。 カレンダー(紙)を劣化させる要因は、内的要因である「洋紙に含まれる酸やリグニンなどの不純物による経年劣化」と、外的要因は保管環境による「光」「温度や湿度の変化」「カビ」「チリやホコリ」「虫や小動物」「汚染ガス」などが考えられます。その中でも太陽光や蛍光灯やTVが放射する「紫外線UV-A(320〜400nm)」波長は破壊力があり紙を劣化させる主要原因となります。又、太陽光や白熱灯が放射する赤外線(紫外線同様に目に見えない波長・熱線)も、熱放射により紙を劣化させます¹。 写真を劣化させる要因は「光」「湿気・オゾン」「酸」「カビ・虫」「その他の化学物質」などが挙げられます。そして、その中でも太陽光や蛍光灯やTVが放射する紫外線の殺菌・消毒作用は主に色素を分解するので写真色褪せの主要原因となります¹。 以上、UV太陽紫外線がカレンダーや写真の色褪せに大きく関係していることが解ったと思いますが、 蛍光灯やTVからも微量ながら紫外線が出ている ことをご存知の方は少なかったのではないでしょうか?勉強机の蛍光灯...

UV太陽紫外線:人間以外がサンスクリーン剤を塗っても効果ある?

夏休みの自由研究で「紫外線の謎」に取り組んでいる全国の子ども研究者たちへ! 「教えて!goo ウォッチ紫外線の謎」 に寄せられた質問に対する回答で大幅に割愛された詳細部分を3回に分けて記事にします。ぜひ、研究の参考にしてくださいね! 《第1回》まず初めに理解することがあります。それは、サンスクリーン剤はヒトがヒトの皮膚をUV太陽紫外線から防御するために開発されたものであるということです。同じ生体でもヒトと動物では皮膚構造が異なります。 ヒトの皮膚は大きく分けて外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織(脂肪層)」からなる3層構造です。 「表皮」は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。皮膚の外側(表面)にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアの役割を果たします。表皮は、外側から順に「角層」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層」の4つのレンガのような層から成っています。 特に波長が長い紫外線UV-Aは真ん中の層「真皮」まで浸透して色素沈着(サンタン)、シミやシワなどの早期光老化を引き起こします。紫外線UV-Bは表面の層「表皮」の細胞核に強いダメージを与えて日焼け(サンバーン)、色素沈着(サンタン)、浮腫などの炎症、皮剥けなどの原因となります。このような太陽紫外線ダメージを遮断するために、 日焼け止めというサンスクリーン剤は化粧品として開発されました。 遮断方法は「紫外線散乱剤」(酸化亜鉛や酸化チタンなどの物理的に紫外線を反射させる無機粉体)と「紫外線吸収剤」(吸収した紫外線のエネルギーを熱エネルギーに変換して放出という)大きく2つの働きに分類されます。しかし、紫外線吸収剤は化学変化を起こしやすく敏感肌の方にはトラブルの原因となるケースも多く、紫外線吸収剤を含まないノンケミカルサンスクリーンを選択する方が賢明です¹。 このようにサンスクリーン剤はヒトの皮膚においてもトラブルを起こすことも間々あります。例えば、我々に身近で癒しをくれる犬や猫。ヒトと同じ3層構造の皮膚を持ちます。しかし、ヒトに比べて「表皮」の厚さが5分の1程度しかなく、豊かな被毛で覆われているとはいえ、ヒトよりも非常にデリケートな皮膚だと言えます。ですから、結論として、 ヒト が使用するサンスクリーン剤の成分の一部はヒト以外の動物の紫外線予防に...

日焼けサロン(日焼けマシン)は危険ですか?

「夏の輝き」「冬に向けた深み」を出すためにあなたが「顔」や「腕」など身体を黒くしたい衝動に駆られた時、日焼けサロンは一見良い選択肢のように思えるかもしれません。日除けマシンは、国際がん研究機関(IARC - 世界保険機関(WHO)の外部組織)が日焼けマシンをグループ2A(ヒトに対する発がん性がおそらくある化学物質、混合物、環境)ランクから、一番危険なグループ1(ヒトに対する発がん性が認められる化学物質、混合物、環境)へランクを引き上げるまでの2000年代後半までは比較的普及していました。日焼けマシンで身体を人工的に焼く行為に発がん性が認められて以降、我々の大半が日焼けサロンを避けるようになりましたが、あなたが出張や旅行で別の都市に移動すると日焼けサロン店に遭遇する可能性があります。日焼けサロンは非常に危険であるにも関わらず何故ビジネスモデルが成り立っているのでしょうか? 法律的に合法なんでしょうか? まず、我々は日焼けマシンと太陽の比較を理解することが重要です。太陽は、我々が住む地上に2種類のUV太陽紫外線を放出しています。UV-A(生活紫外線)は、我々の皮膚[表皮→真皮→脂肪層(皮下組織)]の真皮まで浸透して色素沈着(サンタン)、シミやシワなどの早期光老化を引き起こします。UV-B(レジャー紫外線)は我々の皮膚[表皮→真皮→脂肪層(皮下組織)]の表皮の細胞核に強いダメージを与えて日焼け(サンバーン)、色素沈着(サンタン)、浮腫などの炎症、皮剥けなどの原因となります。そして、 日焼けマシンは主にUV-Aを人工的に放射 します¹。 利用者の中には日焼けマシンで ビタミンD 合成が出来ると誤解している人達もいます。 ビタミンD合成を担う のはUV-Bに曝露する必要があります。 日焼けマシンは主に人工UV-Aを放射するので決してビタミンDの供給源ではありません ¹。 多くの日焼けサロン店は、日焼けマシンは日焼け予防を目的にしたベースタン(一度日焼けをすれば太陽紫外線の害から避けられるという間違った日焼け)を得るために効果的だと主張しています。ベースタンで多少の保護(SPF4程度と言われています)はありますが、QSunチームがこれまで何度も何度もお伝えしているように 「日焼けした肌は傷ついた皮膚」 です。UV照射に晒されると皮膚細胞は自己防御メカニズムの...

UV太陽紫外線疲労とサングラス

日光を長時間浴びると 独特の疲労感 に襲われます。夏の海水浴やレジャー、スポーツ後に眠気を伴うような深刻な疲労を体験したことがあるという皆さんも多いことでしょう。若い頃なら回復も早いのですが年齢を重ねるごとに疲労感は増すばかりで回復も遅れていきます。何故そのような現象が起きるかご存知ですか?それは太陽紫外線(UV)の影響です。 輻射熱(ふくしゃねつ)により体温調整が乱れ自律神経を疲弊させることも疲れを起こす要素のひとつ ですが、最近の研究では 「皮膚」などの体表組織だけではなく、「目」へのUV太陽紫外線曝露が強い疲労感を引き起こす主要原因 になっていることが明らかになっています ¹ 。 皮膚を通じた太陽紫外線疲労のメカニズムは 以前の投稿 をご覧ください。 特に油断しがちな「目」に太陽紫外線が入るとUV-Bが角膜で吸収されます。UV-Aはレンズの役割をする水晶体やフィルムの役割を果たす網膜まで到達します。あなたの角膜に太陽紫外線が入ると活性酵素が大量に発生して炎症反応が起こります。その炎症によってサイトカインのインターロイキン6(白血球が分泌し免疫系の調節に機能)が分泌されて、UV太陽紫外線が侵入したことを脳に伝達します。 UV太陽紫外線は生物にとって、あなたの細胞のDNA変異に関わる恐ろしい大敵 ですから、すぐにあなたの脳の自律神経コントロールセンターは臨戦態勢をとり、メラノサイトを活性化させてメラニンを分泌して損傷を軽減するために働きます ² 。この活発な働きが自律神経を疲弊させ大きな疲労を生む原因なのです。 あなたが皮膚へのUV太陽紫外線曝露を完全に遮蔽していても、「目」からUV太陽紫外線が入るだけで角膜の炎症反応から疲労が蓄積していくのです。特に UV-Bは「目の充血」「まぶしい」「異物感」「涙が止まらない」「目があけられない」「目が乾燥」などの原因 になり、進行すると 「瞼裂斑」 (けんれつはん: 太陽紫外線や加齢などが原因でできる目のシミ。白目の一部がシミのように黄色く濁り、盛り上がってくるという症状で、ドライアイの原因になることもある)や 「翼状片」 (よくじょうへん: 白目の角膜から白い三角形の組織が黒目にかかってくる症状で、光の通り道を邪魔して見えにくくし、進行すると乱視を引き起こす)、 「白内障」 などの眼病リスクを高めま...

私たちの身体はどのようにビタミンDを作るのですか?

ビタミンDは、骨の健康に重要な2つのミネラルであるカルシウムとリンのレベルを調節するのに役立つ重要な栄養素です。 アルツハイマー病 や 風邪やインフルエンザ などの認知症や流行病においても重要な役割を果たすと考えられています。ビタミンDが人体にとって総合的な健康栄養素であることは間違いありません!あなたはビタミンDを "日光のビタミン"として知っているかもしれません。他の栄養素とは異なり、 私たちの身体は不思議なことにUV太陽紫外線に曝されることでビタミンDを生成することができるのです。 「ビタミンDを吸収する」ことは簡単なことのように感じるかもしれませんが、私たちの身体は日光をこの重要な栄養素に変える複雑なプロセスに日々取り組んでいるのです。 まず、 太陽UV-B が皮膚に存在する物質である「7-デヒドロコレステロール(7-DHC)」をプレビタミンD3(ビタミンDの前駆物質)に変換します。このステップの成功は、皮膚に存在するメラニン量とUV太陽紫外線曝露量に左右されます。肌に色を与えるメラニンはUV太陽紫外線を吸収します。これは身体の自然な日焼け保護として機能しますが、UV太陽紫外線が皮膚の7-DHCに到達することを阻みます¹。肌の色は スキンフォトタイプ に影響します。 以前の投稿 で記しましたがビタミンD生成のために、例えば7月にマサチューセッツ州のボストンではスキンフォトタイプ「I」の方は、正午に太陽の下で4分過ごす必要があり、スキンフォトタイプ「III」の人は7分太陽に曝す必要があります²。 プレビタミンD3が生成された後、時間をかけてビタミンD3( コレカルシフェロール) に変換され血液中に取り込まれます¹。次に肝臓と腎臓で2段階の反応( ヒドロキシル化 )を受けて、 活性化ビタミンD3(カルシトリオール、1,25(OH)2D3)、もしくは、不活性型のビタミンD3(24,25(OH)2D3)が生成されます。 さて、ここで問題があります。私たちの身体がビタミンDを生成するために必要なUV太陽紫外線は日焼けなどの悪影響を引き起こすものと同一です。 皮肉なことに我々が嫌うUV太陽紫外線は日焼けに始まり早期光老化や皮膚がんなどの悪影響を引き起こす一方で、天然ビタミンD生成の貴重な自然源なのです。 でも大丈夫!心配しな...

UV太陽紫外線を浴びると疲労しますか?

あなたは、活性酸素をご存知ですか? 活性酸素は近年、老化や生活習慣病、シミ・シワ・たるみ、白内障などの原因になることが解明されました。 一昔前は疲労した筋肉で乳酸の濃度が高くなることから乳酸が疲労物質であるという見解が優勢でしたが、これは複数の研究により反証され、疲労の直接原因は活性酸素であるというのが最新の常識です。活性酸素とは「呼吸で取り入れた酸素が体内で変化して、ほかの物質を酸化させる力が強くなった酸素の総称」のことであり具体的には「スーパーオキシド」「ヒドロキシルラジカル」「過酸化水素」「一重項酸素」の4種類があるとされています ¹ 。 呼吸で吸引する酸素のうち1〜2%は自然に活性酸素に変化します。仕事や運動など疲れを感じる活動で大量のエネルギーを使うと、酸素の消費量が増加して活性酸素が大量に発生することになります。そして 激しい運動と同等に活性酸素を大量に発生させるのがUV太陽紫外線曝露 なのです。UV太陽紫外線を浴びると疲労の元となる活性酸素が体内で生じます。そう言われれば海で泳がなくても太陽を浴びているだけで眠たくなるような独特の強い疲労が現れるよなぁ〜、と思い当たった方も少なくないと思います。 特に波長が長い UV-Aが皮膚を通じて体内に取り込まれると活性酸素が生じ酸化 して、表皮・真皮・脂肪層の3層からなる皮膚の真皮を作るコラーゲン線維が破壊されてシワが生じます。波長がやや短いUV-Bは皮膚表面の表皮までしか届きませんがその強いエネルギーで表皮の細胞核にダメージを与えます。これを防ぐために起こるのが日焼けという生体反応です。UV-B量のピークは午前10時頃から午後3時まで²ですが、 表皮を損傷するUV-Aは日の出から日の入りまで降り注いでいるので年間を通じてその場所のリアルタイムUVインデックスの把握と適切な予防が必要 なのです。 UV太陽紫外線を避ける上で忘れがちなのが 目に入るUV太陽紫外線を減らすこと です。目からUV太陽紫外線が入ると角膜で炎症反応を起こします。その炎症によって情報を伝達する物質(インターロイキン6)が分泌され脳に活性酸素が発生して炎症が起きたことを伝えます。脳はその情報を受けて表皮の深いところに潜んでいるメラノサイトを刺激してメラニンという茶褐色の色素の生成を活性化させます。皮膚にUV太陽紫外線を直接浴び...

シミ・シワとUV太陽紫外線の関係

我々の皮膚が我々の身体を保護していることは常識です。私たちの内臓を厳しい外部環境から守っています。しかし、UV太陽紫外線が皮膚に及ぼす影響を知らない人はあなたの若々しい顔色を損なう可能性があります。 年を重ねるにつれてあなたのお肌が荒くなったり変色してきていることに気づくことがあります。太陽に多く曝されている地域では 毛細血管拡張症 (一般的に赤ら顔と言われるもの…ここではその中でも主に「色素性乾皮症」を指す)に気づき始めるかもしれません。これらはUV太陽紫外線に過剰に曝された結果としての光老化兆候です。地球に届くUV太陽紫外線はUV-AとUV-Bの2種類です。UV-Aは早期光老化を引き起こし、UV-Bは日焼け〜最悪の場合、皮膚がんや白内障を引き起こします。UV-Bはガラスを透過しませんが、UV-Aは透過します。これが屋内では日焼けをしない理由です。 関西医科大学の研究者によって大阪で実験された研究発表によると、皮膚を太陽に曝すと皮膚細胞のDNAがUV太陽紫外線を吸収し遺伝情報の構造変化を引き起こすことが解りました。私たちの細胞が損傷を修復できない場合これは遺伝子変異を引き起こす可能性があります。 UV-Aは皮膚のコラーゲンとエラスチンに損傷を与える と考えられています¹。2つの重要なタンパク質はあなたの皮膚を強くして弾力性を保ちます。これらの損傷によりあなたのお肌を悪化させる可能性があるのです²。 すべてのサンスクリーン剤がUV-AとUV-Bの両方の太陽紫外線を保護するわけではないことをご存知ですか?日焼けや光老化を避けるために必ず広域スペクトルのサンスクリーン剤を使用するようにしてください。 そして、 QSun を利用してUV太陽紫外線から確実にお肌を守っていきましょう! Sources: 1. Matsumura, Y. and Ananthaswamy, H.N. (2004). Toxic Effects of Ultraviolet Radiation on the Skin. Toxicology and Applied Pharmacology 195(3):298-308. Retrieved May 31, 2016, from http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15020192....

大気汚染がUV太陽紫外線を吸収するのは本当か?

小学生の頃に汚染が環境に良くないこと、そして我々は環境汚染を減らすために最善を尽くさなければならないことを学習したと思います。そこで何をすべきかということです。大気汚染がUVインデックスに及ぼす影響を考えると大気汚染は実際には両刃の剣として作用していることが明らかになります。ある意味では大気汚染物質はUV太陽紫外線を吸収して散乱させるので私たちに届く紫外線の量を減らす役割をしています。別の意味では、大気汚染はオゾン層の破壊に関与しています。ご存知のようにオゾンは地球に到達する前に危険なUV-Cと強い大量のUV-Bを吸収する重要な環境物質です。 まず、汚染がどのようにしてUVインデックスを低下させているかについて議論しましょう。気温の逆転の結果、大気汚染は地面に閉じ込められます。あなたがこれまでに凍るように冷たい雨を経験したことがあるならあなたは気温の逆転を経験している可能性があります。これらの現象は、より高い高度の空気が低い高度の空気よりも暖かい場合(例えば、地面付近の空気が一晩冷たくなった場合など)に発生する現象です。気温が逆転すると、安定した空気塊が形成され汚染を捉え潜在的なスモッグ(凍結雨)の発生に繋がります¹。 大気汚染やスモッグが存在するとUV太陽紫外線は地球に届きにくくなります。また、「ほこり」「チリ」がUV太陽紫外線を散乱させUV指数を低下させます²。 一方で大気汚染は、UVインデックスを急上昇させる原因になる可能性があります。 オゾン層破壊は世界的な社会問題です。 オゾン層は、日焼けや皮膚がんを引き起こすUV-Bを吸収する上で主要な役割を果たすのでその減少は人間の健康に大きな影響を与えます。塩素原子と臭素原子を含む大気汚染物質はオゾン層破壊に関与します。例えば、温室効果ガスの一種であるクロロフルオロカーボン(CFC)は、遊離塩素を放出しオゾンを分解させます³。 大気汚染がUVインデックスに及ぼす影響を懸念し、あなたは何をすべきかまだ疑問に思っていますか?答えは一つです。 大気汚染を減らして成層圏オゾンを守りましょう! 我々の美しい地球を守るために残された時間は本当に僅かかもしれません。大気汚染レベルは都市の特定の場所で異なる場合があり、気象ステーションはこの変化を報告しません。 QSun を使用するとどこの都市にいても正確なUV...

サンダメージの危険性が高いパイロットと旅行者

あなたが太陽が降り注ぐ国でのバカンスを計画しているなら、日焼け止めは重要なアイテムです。飛行機の中でもサンスクリーン剤を塗布することが重要であることをご存知ですか?UVインデックスは標高とともに増加し、飛行中のパイロットや飛行機の乗客はUV太陽紫外線による皮膚損傷の危険に曝されます。 米国環境保護局(EPA)によると 太陽紫外線は山岳部の空気が薄くなる標高が1,000フィート増加するたびに約2%増加します。 つまり、地上レベルのUVインデックスが比較的低い数値の日であっても、飛行機が20または30,000フィートで移動しているときには乗客が曝露するUV放射の量は非常に高レベルに達することがあります。言うまでもなく 赤道に向かって飛行している場合は、飛行時間とともにUVインデックスが増加します¹。 これは特にパイロットに関するものです。1つの研究では、空気中で30,000フィート56.6分間の飛行時間は日焼けマシーンに20分間曝露した場合と同程度のUV-Aに曝されていることが判明しました²。 あなたは「飛行機の窓ガラスが保護していないのですか?」と考えているかもしれません。車内のガラス窓と同様に飛行機の窓は日焼けを引き起こすUV-Bを遮蔽しますが、UV-Aを完全に遮蔽するわけではないのです。 UV-Aの曝露は早期光老化を引き起こし継続的な曝露は皮膚がんに至ることさえあります。 飛行機に乗って日焼けしないと考えている特にパイロットや常連旅行客は思わぬ不快な症状に直面する可能性があるのです。 飛行機に乗っているときに太陽紫外線から自分を守るために、 搭乗する15分前にはUV太陽紫外線曝露を警戒してお顔を中心に広範囲スペクトルのサンスクリーン剤を塗ってください。 また可能であればカーテンを閉じたままにしておき、窓から離れた座席を取ることをお勧めします。あなたの目やその周辺の敏感肌を守るためにサングラスを着用することもお勧めします。 QSun™ はバカンスの太陽紫外線ばく露を監視するのにとても役立ちます。 QSunチームは誰もが楽しく安全な旅行をお祈りしています! Sources: 1. United States Environmental Protection Agency. (2004). A Guide to the UV Index. ...