サンスクリーン剤を層のように分厚く塗ることは、太陽が燦々と降り注ぐ日に「日焼け」を避けるための素晴らしい方法ですが、「日焼け予防アプリ」は芸術ではなく科学です。ますます深まる真夏において、あなたのサンスクリーン剤が最大限の日焼け予防効果を生みだすために、以下の一般的な勘違いを避けてください!
1. 十分な量のサンスクリーン剤を塗布しているという勘違い。
ヒント:あなたは自分が思っているより十分な量のサンスクリーン剤を塗布していません!皮膚の1㎠あたり2mgのサンスクリーン剤を塗布することが重要です。または1回の塗布につきショットグラス約1杯分が目安と覚えておいてください。
SPF(Sun Protection Factorの略)はサンスクリーン剤に割り当てられた数値で、日焼けの直接原因となる「UV-B」からの保護指数を表しています。あなたが皮膚の1㎠あたり2mgのサンスクリーン剤をしっかり塗布すると「SPF30でUV-Bの96.7%がブロック」されます。半分の量しか塗布していないとUV-Bブロックも半減します。「QSunサンスクリーン剤塗布量電卓」を使用して、あなたが日焼け予防に十分な量を塗布していることを確認してください!
2. 耐水性には防水性も備わっているという勘違い。
ヒント:湿気のある屋外、または、海水浴や水泳や発汗を伴う運動や活動を予定している場合は、ウォータープルーフ(耐水性サンスクリーン剤)の塗布が推奨されます。しかし、この耐水性は完全防水ではないことに注意してください!
言葉は非常に似ていますが、誤った解釈は健康な肌を日焼けさせてしまう可能性があります!ウォータープルーフは最大40分または80分の耐水性を提供します。完全防水では無いのでウォータープルーフを最初に塗布してから40分または80分経過していなくても水泳または過度の発汗後に再塗布する必要があります(もちろん通常のサンスクリーン剤もこまめに再塗布が必要なことは言うまでもありません)。
3. スプレーやスティックで適切に日焼け予防出来るという勘違い。
ヒント:可能な限り「ローションタイプ」を選択してください。
スプレーやスティックタイプのサンスクリーン剤はあなたの肌に均一に十分な量を塗布されているかが見えにくく確認が難しいです。ローションであれば目に見えるため必要な塗布量を均一にムラなく塗布することが可能です。どうしてもスプレーまたはスティックタイプを使用する必要がある場合は、塗布した肌の上を衣類で覆うなどカバーすることを忘れないでください。
4. 屋外時だけサンスクリーン剤を塗布すれば良いという勘違い。
ヒント:UV-Aはガラスを透過します。車両や日当たりの良い部屋で過ごす際には広域スペクトルサンスクリーン剤を塗布してください。
太陽はシミやシワといった早期光老化を生じさせる「UV-A」と日焼けを引き起こす「UV-B」の2つの違う波長のUV太陽紫外線を地上に放出しています。ガラスは大半のUV-Bを遮蔽するのでガラス越しに日焼けすることはほぼありません。しかし、UV-Aはガラスを透過するので屋内でも車内でも常に「早期光老化」の危険に曝されているのです。屋内であっても油断せず日光に曝される前に広域スペクトルのサンスクリーン剤または広域スペクトル保湿剤を塗布することを習慣にしてみてください。
5. サンスクリーン剤はSPF値が高ければ長時間防御力があるという勘違い。
ヒント:例えばあなたがSPF100以上のサンスクリーン剤を使用している場合でも定期的に再塗布することが重要であり必要です。高いSPF値が日焼け止め機能を必ずしも長持ちさせる訳ではありません。
SPF値は、UV-Bからの保護「時間」を示している訳ではありません。日焼けを生じるUV-Bの防御力(ブロック力)を示しています。高いSPF値のサンスクリーン剤は低いSPF値より多くのUV-Bを防御しますが、低いSPF値より日焼け止め効果が長持ちする訳ではありません。SPF値に関係なくサンスクリーン剤はこまめに再塗布することが非常に重要です。QSunは再塗布時間を簡単にアラートする機能があります。ぜひご利用ください!
【補足】日盾\HITATE UV Care Lab. Research Team
SPF=UV-Bによる日焼け(サンバーン)を指標として、どの程度のサンスクリーン効果を示すかの指標。サンスクリーン塗布部位に、無塗布部位と同等の紅斑を生じるのには約30倍の紫外線照射が必要という防御効果のこと。
(例)SPF30
「通常:UV-Bによる日焼け(サンスクリーン無塗布)」 = 「30倍:30倍の強いUV-Bによる日焼け(サンスクリーン塗布)」
※あたかも正しい情報のように出回っている「SPF30=20分/SPF1×30=600分」などの保護時間を示している訳ではありません。それは大きな間違いです!
6. サンスクリーン剤に有効期限はないという勘違い。
ヒント:有効期限を過ぎたサンスクリーン剤は絶対に使用しないでください。あなたのサンスクリーン剤に有効期限が記載されていない場合は3年で効果切れと覚えてください。
一般的なサンスクリーン剤には有効期限が記載されており、その期限を順守する必要があります。有効期限切れのサンスクリーン剤を使用した場合、期待される保護効果が得られないばかりか、皮膚に刺激を与え傷つける可能性があります。Mayo Clinicによると有効期限のないサンスクリーン剤の効果はおよそ3年であることが解っています。
7. 外出に際しサンスクリーン剤塗布は直前でも大丈夫という勘違い。
ヒント:サンスクリーン剤は皮膚に沈み馴染むまでに約15分かかります。外出前に余裕を持って塗布することが望まれます。
サンスクリーン剤は、あなたが日光を浴びる約15分前に塗布してください。サンスクリーン剤がその保護効果を提供するために皮膚に沈み馴染むまでに約15分かかるためです。 もしあなたが直前にサンスクリーン剤を塗布して外出した場合、あなたは15分間UV太陽紫外線曝露したことになります。敏感肌の場合やUVインデックスが非常に強い場合は予期せぬ日焼けが発生する可能性があり非常に危険です。QSunを利用して今日の予定を立てるようにしてください!
8. UVインデックスが強い日だけサンスクリーン剤を塗布すれば良いという勘違い。
ヒント:UVインデックス予測が弱い日・時でも、環境反射や散乱、雲量や大気エアロゾル粒子の減少などの要因で予想以上のUV太陽紫外線曝露を受け、日焼け・DNA損傷などを引き起こす可能性は十分にあります。
例えUV太陽紫外線が弱くても時間の経過とともにダメージが蓄積されDNA損傷などを引き起こす可能性があります。我々の身体はUV太陽紫外線曝露による損傷を修復する特殊なDNA修復メカニズムを発動しますが、皮膚細胞DNAが修復酵素により適切に修復されない修復ミス(=変異)を繰り返し残してしまうと皮膚がんに繋がります。
9. サンスクリーン剤を完璧に塗布しているという勘違い。
ヒント:多くの人々は、膝の裏、耳、目の周辺、首、頭皮へのサンスクリーン剤塗布を忘れています。これらの皮膚領域はUV太陽紫外線への耐性がほとんどありません。
サンスクリーン剤を塗布する際は、太陽に曝されるすべての部分に十分な量を均一にムラなく塗布していることを確認してください。合言葉は「BEENS」!膝の裏(back of the knees)、耳(ears)、目の周辺(eye area)、首(neck)、頭皮(scalp)に塗布忘れが無いように覚えておくと便利です。もちろん、唇や手足に塗布することも忘れないでください!
10. 一度塗布すると再塗布しなくても大丈夫だろうという勘違い。
ヒント:あなたが、ローション、スプレー、スティックのどのタイプを使用しているかに関わらず、そして、ウォータープルーフであっても普通のサンスクリーン剤でも必ずこまめに再塗布する必要があります。
残念ながら晴れの日の午前中にサンスクリーン剤を1度塗布すると約2時間お肌はUV太陽紫外線から保護されますが、あなたが海や水中や海上にいる場合は保護時間は更に少なくなります。QSunアプリはサンスクリーン剤再塗布時間をアラートするので、あなたが太陽下で思いっきり楽しんでいる間、あなたの肌を危険に曝すことはありません。
▶︎この記事を読んだ皆さんは本当に幸運です!改めて自身のそして家族のUV太陽紫外線予防を見直すチャンスを得たからです。年々強まるUV太陽紫外線。ぜひ今夏、世界中で話題沸騰のNo.1UV予報・予防無料アプリ「QSun」をダウンロードして、「お肌と目」を大切に予防してくださいね!
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※ From an article by Comfable which conducts ultraviolet research jointly with our company
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